セラミドの効果や特徴は?

セラミドとは

セラミドとは肌の角質層にある成分です。
細胞間にあるクッションのような役割を果たしており、
肌の水分や油分を抱え込み肌の乾燥などを防いでくれます。

 

セラミドの主成分は「細胞間脂質」と呼ばれ
半分以上が細胞間脂肪ででいています。

 

若い間はセラミドはたくさん肌の中に存在しますが、
加齢や環境などにより各自のセラミドの量は減少していまいます。
セラミドが減るとは肌も保水力が減少し、
肌の潤いがなくなります。

セラミドは大きく4種類に分類

セラミドは良く化粧水やクリームなどの多くの化粧品に含まれています。
化粧品に使用されているセラミドも幾つかのセラミドに分類されます。

 

セラミドの種類

●天然ヒト型セラミド・・・しょう油やお酒の粕など麹菌を使用した発酵粕から抽出、生成された純度の高いセラミド。

 

●天然セラミド・・・馬などの脊髄から抽出されるセラミドです。動物由来のセラミド。

 

●植物性セラミド・・・トウモロコシや大豆、お米、こんにゃくなどから抽出されるセラミドです。植物由来のセラミド。

 

●合成セラミド・・・セラミドに似た物質を使用して化学的に合わせて作られたセラミド。

4種類のセラミドはどんな効果があるの?

ヒト型セラミド

(化粧品の表示成分:セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミドAP、セラミドNP、セラミドEOS、)

 

ヒト型セラミドは別名「バイオセラミド」と呼ばれ、
元々人間が持っているセラミド構造に
一番近い構造をしているセラミドです。
他の3つと比べると、一番浸透力や保湿力が高いとされています。

 

ヒト型セラミドの特徴

 

・高い保湿力
・高い浸透力
・低刺激
・アトピー、敏感肌、乾燥肌に有効とされる

 

 

天然セラミド

(化粧品の表示成分:セレブロシド、ビオセラミド、ウマスフィンゴ糖質)

 

天然セラミドとは、馬などの脊髄から抽出されて作られた動物性のセラミドです。
動物性由来なのでヒトの肌とも近く、肌へのなじみが良いと言われています。
そのため、使用されている化粧品は高価なものが多い傾向。

 

天然セラミドの特徴

 

・保湿力
・肌荒れの改善
・バリア機能の改善
・アトピー、敏感肌の人に有効

 

 

植物性セラミド

(化粧品の表示成分:植物性セラミド、グルコシツセラミド、コメヌカスフィンゴ糖物質)

 

植物セラミドとは、お米や大豆、こんにゃくなどから抽出したセラミドです。
植物性セラミドも肌馴染みが良いとされています。
植物由来のため、植物アレルギーをお持ちの方は
アレルギーを発症してしまう方もいるかもしれないので、
アレルギーをお持ちの方は他のセラミドのものを使用したほうが良いかもしれません。

 

植物性セラミドの特徴

 

・肌への浸透性が高い
・低刺激
・アトピー、敏感肌の人に有効
・安いものが多い

 

 

合成セラミド

(化粧品で表示成分:セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド)

 

セラミドに似た構造を持った石油原料の物質を使用して作られた合成のセラミド。
ですので、セラミドとは物質構造は似ていますが全く違うものです。
合成セラミドは大量に作ることができるために価格も安いです。
最近の化粧品ではほとんど使用されていません。s

天然型セラミドの種類

ヒトの肌のタイプも様々ですので、
天然セラミドも複数のセラミドタイプに分かれています。

 

●セラミド1:水分を保持する、外部kらの刺激から守るバリア機能
●セラミド2:高い水分保持力、
●セラミド3:水分保持、シワを薄く(浅く)する働き
●セラミド4:角質層のバリア機能の補修とキープ
●セラミド5:水分保持、シワを薄く(浅く)する働き、ターンオーバーの促進
●セラミド6/セラミド6-U:水分保持、シワを薄く(浅く)する働き、ターンオーバーの促進

 

 

この中で肌に一番多くあるセラミドは「セラミド2」です。
セラミド2は年齢とと共にその量も減少していくので、
化粧品などの外部から補うようにすると良いですね。

 

また、化粧品によってはセラミドが1種類だけでなく
「セラミド1、3」など2種類配合されているものも多くあります。

 

どの種類のセラミドがどれくらいの量配合されているかも
大事なチェックポイントです。
セラミド各種の効能を把握しておくと、
自分にあったセラミド入りの化粧品選びにも役立ちます。

天然型セラミド効能

肌のバリア機能アップ

セラミドは肌の角質層にある「ラメラ構造」が
崩れないようにサポートする働きがあります。

 

ラメラ構造とは、角質の角質細胞と角質細胞の間にある部分で、
水と油がミルフィーユ状になり重なって存在しています。

 

水と油の間に入ってラメラ構造が崩れるのを防ぎます。
肌のラメラ構造が守られると、
水分や油分を正しく保持している状態が守られて
肌のバリア機能がアップします。

 

 

乾燥肌やアトピー性皮膚炎の改善

アトピー性皮膚炎の方は、元々セラミドが少ないという共通点があります。
肌のセラミドの量が減少すると、角質層内のバランスが乱れてしまい
肌のバリア機能が低下します。

 

すると外部からの刺激を受けやすくなり炎症を起こしやすくなります。
水分や油分と一緒にセラミドも補給してラメラ構造を整え
アレルギーが出にくい肌状態へ導きます。

セラミドを含む食品は?

セラミドは食品にも含まれています。
食品からの摂取が可能なので、
少しぜつでも食事からも取れるとなると
セラミドを多く含む食品はどんなものがあるか見てみましょう。

 

セラミドを含む食品・食材

・こんにゃく(芋)
・ひじき
・黒ごま
・小豆
・わかめ
・じゃがいも(皮)
・牛乳
・小麦
・米ぬか
・大豆
・トウモロコシ

 

ひじきこんにゃく、わかめなど、日頃の食事でも取り入れやすい食材ですね。
一番多く配合されているのはこんにゃくでした。

セラミドまとめ

セラミドもいくつかの種類に分かれているので、
今の自分の症状に合ったものをえらぶようにしましょう。
お肌の中に元々持っているセラミドは
年齢を重ねるについて段々と減っていきます。

 

特に年齢肌で気になっている方には
セラミド入りの化粧品は良いのではないでしょうか。

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